気温と花の色
長い期間に渡って次々と花を咲かせるサボちゃんがいます.春先のこと内張りを外した直後,兜やランポーの花がみな一斉に赤みを帯びました.アストロの花は,ふつう萎みかけの時にやや赤みが増します.でもこれは咲き始めのことです.数日後写真に映っている横の蕾は,ごく普通の黄色花を咲かせました.2枚目は今週の紫野です.健気にも何度も群花を咲かせましたが,春先と比べてずいぶんと印象の異なる花になりました.これらのことは,恐らく気温が関係していると思います.多くの植物ではアントシアニンが主要な花色素で,これは高温で発現しにくくなる傾向にあります.サボちゃんなど中心子目の多くはベタレインが主要花色素,これが温度で変化する実態は余り知られていません.でも黄色のベタキサンチンは余りボケませんが,赤のベタシアニンは変化するというのは面白いことだと思います.


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