白虎の薄黄色の花

 日の出丸の白刺品種、白虎です.刺は透き通るような質感の薄黄色,花もたいへん薄い黄色で,純白ではありません.日の出丸は真っ赤な刺が特徴ですが,黄色刺品種もあって金鵄玉と呼ばれています.サボテン科の色素はすべてベタシアニン系であり,これは体内で同じ基質からくっつく物質の違いにより,黄色のベタキサンチンと赤紫のベタシアニンが出来ます.これを司る酵素が働くかどうか,そのバランスによって,赤紫,黄色,白と変化すると思われます.ですからフェロに限らず赤刺種には必ずといっていいほど黄刺変種が見つかり、中には白刺も出現するわけです.冬の花といわれるフェロカクタスの花ですが,わが家で開花サイズに達したフェロはほどんどありません.ですから白虎の開花が季節を告げてくれるのがことのほか嬉しいのです.

白虎


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コメント

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No title

なるほどです。
ただ、黒刺や茶色の刺というのが
どういう仕組みなのかわからないのです。
何かご存じないでしょうか?

No title

日の出の白刺は、花も白いのですね。美しいです。
以前鯱頭の白刺タイプ、白鳥丸というのが開花しましたが、ふつうの鯱を同じ色でした。してみると、あれは色素変異ではない、通常個体の個体差の範囲だったのでしょうね。

No title

おきでんんさん、いつもありがとう。

そうですねー、黒刺は赤い色素がたくさん蓄積したものだと思います。太平丸の黒刺品種で、出たばかりのやわらかいとげを取って、水につけたら水がたいそう赤く染まりました。茶刺は、赤い色素と黄色い色素が混じっているためと思われます。それから、見た目の色は、色素ばかりではなくその組織の微細構造による光の反射、屈折によりへんかするので、こんなことも関係している可能性があると思います。

No title

Shabomaniacさん、いつもありがとう。

そうですか、
これはボクも興味ありました。白鳥丸はたいてい新刺の根元が赤く色づくので、色素を作る系が欠損している訳ではないと思われます。ただ鯱頭系の種で相当白いというか新刺も薄黄色のものもあるので、これらの花がどうなんだろうと思っています。目に付いたらぼちぼち入手しているのですが、まだ小さくて開花は十年後?はたしてこの目で確認できるかどうかわかりません。

この色素を作るどうかは、実生の顔でも判断できることが、多くの草花で試されています。つまり、大概の実生は赤っぽいのですが、斑入りではなく、黄緑色をしている個体は、赤い色素を作らない可能性があり、これを意識して拾うと黄色花が出てくるということです。
プロフィール

さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

本格的再開をめざして,あれこれ勉強中.

残された時間でどうサボテンと向き合うか思案中.

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