さぼちゃんの花はエチレンでしぼむ?

 花の命は短くて----.花が萎れる仕組みは色々です.最もよく分かっているのが,自己触媒的エチレン生産と呼ばれる仕組みです.最初にめしべなどから微量なエチレンが生産されるとそれに反応して花弁から大量のエチレンが生産され,花弁の細胞が一斉に老化します.このエチレン生産と感受性を効果的に押さえる薬剤(STS)が今から30年ほど前に発見され,今,お花屋さんに並ぶカーネーション,スイートピー,カスミソウ等はほぼ100%出荷前にこの薬剤で処理されています.それならさぼちゃんはどうか,今が開花期のプシスで試してみました.これは4日目の写真ですが,右側の薬剤処理した花はクシャっとなりません.もちろん花弁自体は外側からだんだん萎びては来ます.サボテンの花の老化にもエチレンが関与していることは間違いなさそうです.

エチレン


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コメント

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No title

これは興味深い実験です。
違いは歴然、エチレンが関係しているんですね。
STSという薬品、すごい気になります。

あと、なんでビーカー持ってるんですか(笑)

No title

さくさん、いつもありがとう。
STSは、チオ硫酸銀錯体のことで,STSが植物体ないでエチレンのレセプターに取りついて反応を阻害します.たいへん良く効くので、切り花保存剤(前処理剤)として販売されています.植物体の表面からは吸いにくいので,開花直後のプシスの花をもぎ取り,片方はSTS溶液に,他方は水に16時間挿しておき,その後両者とも水に生けたものです。
ビーカーは何かと便利,最近はハンズとかでも売ってたりします。
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さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

本格的再開をめざして,あれこれ勉強中.

残された時間でどうサボテンと向き合うか思案中.

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