さぼちゃんの花はエチレンでしぼむ?
花の命は短くて----.花が萎れる仕組みは色々です.最もよく分かっているのが,自己触媒的エチレン生産と呼ばれる仕組みです.最初にめしべなどから微量なエチレンが生産されるとそれに反応して花弁から大量のエチレンが生産され,花弁の細胞が一斉に老化します.このエチレン生産と感受性を効果的に押さえる薬剤(STS)が今から30年ほど前に発見され,今,お花屋さんに並ぶカーネーション,スイートピー,カスミソウ等はほぼ100%出荷前にこの薬剤で処理されています.それならさぼちゃんはどうか,今が開花期のプシスで試してみました.これは4日目の写真ですが,右側の薬剤処理した花はクシャっとなりません.もちろん花弁自体は外側からだんだん萎びては来ます.サボテンの花の老化にもエチレンが関与していることは間違いなさそうです.

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