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春を告げるムルチコスタータたち

 Stenocactus multicostatusには色々なタイプがあり,それぞれ振武玉,縮玉,千波万波と園芸名が付けられてきました.前同じというのは寂しいことで,それぞれの形態的特徴に従って付けられた和名も大切にしたいところです.中刺が勇壮な振武玉は,優良系統が選抜され,かなり特徴のはっきりしたものになっています.そのプロトタイプとも呼べるものはメキシコの荒野にも生えていました
振武花2024
 またいわゆる縮玉と呼ばれるサボテンは色々なタイプがあり,国内で流通しているもので,これこそが縮玉という共通理解があるのかどうか,ちょっと怪しい感じです.これはSB492でDurango州のConeto 出身です.白い側刺が目立つのですが,その中に咲くオシャレなストライプの花が素敵です.
縮玉開花2024
 一方千波万波は,刺が細くて柔らかく、そのために多稜がよく目立つ形態をしており,これも「これが千波万波だ」というイメージはかなりはっきりしているようです.ただ棘の強弱は結構あります.この個体の花は一見ピンク花かと思えるほど中筋が不明瞭ですが,千波万波とされているものはこんな花をつけるものが多いようです.
千波万波2024
 そして最後は白花縮玉という名で流通しているもの.ガタイの様子は千波万波寄り,花は白花.確かに他とは違うのですが,何の白花なの?と言われそうです.
白花縮玉2024
 色々なものを眺めていると確かにこれらは同じ一種で良いのかなという気もしますし,一方ステノカクタス(旧エチノフォッスロカクタス)の他の種を見ているとそれらとの境目が曖昧だったりします.誰に聞いても分類は難しいということで,ここはあまり深く突っ込まないことにしましょう.

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さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
金沢に生まれたボクは,熱心なサボテン少年でした.2010年,30年数年ぶりにサボテンに本格復帰.2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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