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玉翁殿と玉翁

 ボクたちが親しんできた玉翁(Mammillaria hahniana)は,どちらかといえば地味なマミラリアです.しかし直径が10cmを悠に超えても単幹で,師走から早春にかけて頂部に大きな花輪を作る姿はなかなか素敵なものです.これの長毛タイプとされる玉翁殿は,毛足が長いばかりではなく,基部から仔を吹きやすく,開花期も3月頃である点など基本種と異なります.この為,別の種ではないかとの意見もありました.大型でより立派なものを目指し,玉翁殿と基本型が交配され,やや毛足が長くてより白い玉翁ができて優系玉翁だったり玉翁殿だったりの名の下で流通しています.下の写真の株は,毛足が長く玉翁殿型ですが,開花時期は早く玉翁型です.また仔を吹く様子もありません.
玉翁殿中間型2023
 このタイプの斑入り株はこんな感じで,やはり開花期が早いタイプです.
玉翁錦比較2023
 そして我が家のいわゆる玉翁殿,開花はいつも3月頃,年末年始はまだダンマリ.この株は世にある優良株,銘品と比較すると情けないレベルのものですが,これでも一応玉翁殿です.
玉翁殿2023
 毛足が長く白いもの同士の交配のせいでしょうか,名人の名を冠した銘品の玉翁殿は開花しにくい様です.他の種でも見られるのですが,多毛を追求すると咲きにくくなるというのはどういう事なのかなと不思議に思います.しかし何より素晴らしいものを見るとやはり自分で交配してみたくなりますね.

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Author:さぼちゃんだいすき
金沢に生まれたボクは,熱心なサボテン少年でした.2010年,30年数年ぶりにサボテンに本格復帰.2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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