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コウモリ媒花のサボテン

 柱サボテンの仲間の花の形はかなり独特でしかも似通っています.このことには当然理由があるはずで,送粉者と関係があると容易に想像できます.この論文は,コウモリ媒花を持つとされるブラジル東部原産の6属14種の柱サボテンを野外で観察するとともにその花の形態を詳しく調べ、その関係性を見たものです.
コウモリ①2023
 元々蜂などによる虫媒花からハチドリ媒花へそしてコウモリ媒花へと進んだと考えられ,それに伴い花の構造,開花時期,花弁の色などがそれに適応したものへと進化していったとされます.コウモリ媒花のサボテンの花は、がっしりとした弾力性ある花筒,大きく開いた開口部を持つ花,夜咲き,密の供給,白い花弁などの共通点があります.ラッパ状に開き,花冠が平べったく,おきな白い花ってことでしょうか.確かに皆よく似ています.
コウモリ③2023
 これらの花に来るコウモリは花の前をホバリングして一瞬花の中に頭部を突っ込んで吸密するようです.花の大きさやコウモリの大きさなどから,吸蜜の際に顔面だけに花粉の着くもの,頭部全体に着くものなどがあるようです.なお昼間も開花している一部の種ではハリドリが訪花することも観察されるとのことでした.
コウモリ②2023
 なぜこんな事を調べたかというと,今年の初夏何度か外の袖ヶ浦などが一斉開花しました際に,何度か朝に不自然落下した開花当日の花を見たからです.袖の花は結構しっかりしていて,簡単には取れません.これは花の先端に何かが乗っかりそのせいで捥げて落ちたものと思われました.早朝にカラスが来た?でもカラスに魅力的なものではなさそうです.もしかしてコウモリかと思いましたが,証拠は掴めていません.

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さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
金沢に生まれたボクは,熱心なサボテン少年でした.2010年,30年数年ぶりにサボテンに本格復帰.2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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