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こぼれだね

 植物にとって種子の散布は種の存続を左右する最も重要な要因の一つです.交配して目的の種子を得ようとする際,種子が鞘(果実)の中に収まっていてくれるものは簡単なのですが,自然と弾けてしまうものは,しばしば種子を回収し損ねて悔しい思いをします.秋の移植候補,すなわち数年間移植されていないものを点検しているとこぼれだねの発芽による実生が見つかることがあります.
 亀甲ヘキランの大株,確かにこの株は2年以上植え替えていないし,これから何度か種子を取りました.ランポー類は果実の上部が割れて種子が露出しますが,大きなエライオソームで繋がっていてパラパラと零れ落ちる訳ではありません.それでも種子回収の際にいくらかは落ちてしまうのでしょう.
こぼれだね②2023
 次は桜丸,これは果実が熟しても破れることはありませんが,母体と繋がっている果実の下側が閉じておらず,不用意に果実を引っ張ると中身がざっと下落ちてしまいます.
こぼれだね①2023
 3つ目は恵比寿笑い.これはご存知のように綿毛をつけた種子を飛ばすので,袋掛けをしていないと種子が全て風に乗って旅立ってしまします.母株にへばり付くように生えている実生苗,これはこの春に発芽したもののようです.
こぼれだね③2023
 種がこぼれて,知らない間に生えているというのが実に愉快なこと,このような実生苗を見つけるとおう頑張ってるなとしばし覗き込んでしまうのです.

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さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
金沢に生まれたボクは,熱心なサボテン少年でした.2010年,30年数年ぶりにサボテンに本格復帰.2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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