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鬼面角って誰なの

 「うちの庭に大きな柱サボテンがある」と聞いて見せていただくと大抵が鬼面角です.しかし,鬼面角と呼ばれているものが何者なのかについては,不確かなところが多いのです.というのも鬼面角と言われているものにいくつか異なるタイプがある様で,かつセレウス属の柱サボテンの花はどれもよく似ており,花の写真だけではなかなか決め手にはならないのです.一応鬼面角はCereus hildmannianusとされ、その中に刺なしの園芸品種があり,それが広く鬼面角として流通しているとされていす.しかし,ほんとうに同じ種なのかどうかも確度の高い情報は見当たりません.さらにややこしいのは,かつて鬼面角はC. peruvianusとされていたのですが,C.repandusもまたペルビアヌスのシノニムとされ,対応する学名もまた混乱しています.
 地元のカクタスクラブの先輩から,刺なしと刺ありの鬼面角だということで2株を頂き,ウチで比較してみています.まずは蕾の様子の刺ありと刺なし,色の着き方,外花被覆の形態などが随分と違います.
鬼面A蕾2023
鬼面B2023
 蕾が伸びてくるとその差は微妙になります.
鬼面A蕾大2023
鬼面B蕾大2023
 花は共に夜咲きの一夜花です.でも刺ありと刺なしでは随分と印象が違う花です.
鬼面A②2023
鬼面B花2023
 両者の違いは確認できましたが,だからと言って種の特定になるような情報があったわけでもありません.結局のところ通称鬼面角の刺ありと刺なしでいくしかない様です.同時に2株を分けていただき,比較してみるという貴重な経験さをさせて頂いたKさん,ありがとうございました.

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さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
金沢に生まれたボクは,熱心なサボテン少年でした.2010年,30年数年ぶりにサボテンに本格復帰.2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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