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メヒコ3rd その54 アルボピロサ

 アガベのアルボピロサ(Agave albopilosa)は新しく報告された種です.アガベ音痴のボクでも一応名前ぐらいは知っていました.しかし,その自生地が極めて限られているというのは認識がなく,どれぐらい稀なのかは知りませんでした.ウステカ渓谷を車で深く分入り,さらに山道を歩き,ようやく辿り着いた崖に彼らは居ました.まずは比較的観察し易いところにいたもの.綺麗にポンポンが開いています.
メヒコ3rd54-①
 周りには結構な頻度で笹の雪(A.victriae reginea)が居ますが,遠目にはそれが笹の雪なのかアルボなのか全く見分けがつきません.しかも急峻な崖にいるわけですから,そりゃなかなか発見されないわけだと思いました.
メヒコ3rd54-②
 その後向かいの崖に取り付いたものの,岩登りの装備なしにはとても無理.
メヒコ3rd54-③
 それでも一株になんとか近づき観察できました.
メヒコ3rd54-④
 周りにたくさんいる笹の雪は,それは立派なものでした.アガベは基本栄養成長期間が非常に長く,かつ花を咲かせるとその個体は死ぬという一巡植物です.
メヒコ3rd54-⑤
 でも見ているとサイズと花の上がりは必ずしも相関があるわけではなく,下の写真のように小ぶりながら花を上げてくるものもいました.
メヒコ3rd54-⑥
 帰国してから,今回一緒に回ったYさんからアルボピロッサのカキ仔苗を一ついただきました.なるほどこんなものかと繁々と眺めました.先っぽのポンポンは,最初は葉先のキャップの様なものに包まれていますが、葉が古くなるとそのキャップの向軸面が縦に割れてポンポンが出て来ます.この葉先のポンポンで水を捕らえるって,本当なの?と思ってしまいます.この辺りの年間降雨量は500mm程度と少ないのは確かですが,年中平均して降る様な所です.それほど適応的とは思えないのですが.
メヒコ3rd54-⑦
 アルボピロサの居る所は容易にアクセスできない場所ですから,簡単には無くならないのかもしれません.しかし元々個体数が少ないとのことですから,しっかり保護してほしいなと思います.

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Author:さぼちゃんだいすき
金沢に生まれたボクは,熱心なサボテン少年でした.2010年,30年数年ぶりにサボテンに本格復帰.2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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