メヒコ3rd その29 ツルビニたち
Turubinicarpusは,その独特の草姿からツルビニばかり集める人が居るくらい魅力的なサボテンです.大概が岩の割れ目や大きな岩の上の窪みなどにいます.なかなか見つけるのは難しいのですが,見るとああツルビニだとすぐに分かります.しかしその分類は,相当難しく,見分けが付かないのは国内実生株も現地株も同じです.
これはT.schmiedickeanus var. polaskiiかと思われるものたち,ぷっくりした姿は国内実生でもお馴染みです.


次はT.schmiedickeanus subsp. macrochele,いわゆる牙城丸らしいのですが,コルク質の刺が目立ちます.


T.schmiedickeanus subsp. macrochele ‘frailensis’(T. macrochele subsp. frailensis)とされるもの.このfrailensisは,macrocheleより雌ずいの柱頭裂片の数が少ないことなどを特徴とするらしいのですが,今はmacrocheleに括られています.


そして狭義のツルビニではないのですが,T. pseudopectinatus(精巧殿)です.ひっそりと土に埋もれるように生きています.

陽の光に反射して特異なゲジゲジ刺がくっきりでした.

こんな風に並べると旧ツルビニの中にはなるほど違いはあるものの,これを亜種,変種とするかどうかは学者で意見が分かれるところでしょうね.まあ何はともあれ,この小さなサボテンは,メキシコの大地にしっかりと生きているのです.
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これはT.schmiedickeanus var. polaskiiかと思われるものたち,ぷっくりした姿は国内実生でもお馴染みです.


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T.schmiedickeanus subsp. macrochele ‘frailensis’(T. macrochele subsp. frailensis)とされるもの.このfrailensisは,macrocheleより雌ずいの柱頭裂片の数が少ないことなどを特徴とするらしいのですが,今はmacrocheleに括られています.


そして狭義のツルビニではないのですが,T. pseudopectinatus(精巧殿)です.ひっそりと土に埋もれるように生きています.

陽の光に反射して特異なゲジゲジ刺がくっきりでした.

こんな風に並べると旧ツルビニの中にはなるほど違いはあるものの,これを亜種,変種とするかどうかは学者で意見が分かれるところでしょうね.まあ何はともあれ,この小さなサボテンは,メキシコの大地にしっかりと生きているのです.
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