メヒコ3rd その17 白いリッテリアーナ
白っぽいマミが居ました.円筒状立ち上がり,明らかにキャンディダとは違います.ロドリゴさんはこれをリッテリアーナ(M.ritteriana)だと教えてくれましたが,日本で流通するリッテリアーナとは少し印象が違うと思いました.リッテリアーナはM. chionocephala (M.formosa subsp. chionocephala)のシノニムとされ,ヌエボレオン、コアウィラに生息するという点で写真のサボテンに該当するようです.

ここで話がややこしくなりますが,M.ritterianaは日本に古くからある敷島に対応する学名です.ところが,現在web上では広く敷島に対してM. rettingianaが使われており,その妥当性は疑問です.なおM.rettingianaの分布域はもっと南のヒルダゴで,カギ刺をもつ種ですから,いわゆる敷島とは似ても似つかないものです.

M. chionocephalaには雪頭丸という和名が与えられており,ここで示した写真のサボテンには似つかわしい名前だなと思いました.ご覧のようにピンクの花が見えますが,これもまたM. chionocephalaの特徴の一つです.

M. chionocephalaに含まれると考えられるサボテンの内,タイプの異なるものが,日本でリッテリアーナと敷島という別の名前で流通しているということなのかなと思います.
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