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ようやく揃って咲いたシュレセリー親兄弟

 シュレセリー(Sclerocactus spinosior subsp. schlesseri)の実生ができたのでキリン台で養成し始めたのは3年前です.その後降ろした株達は元気に生育しました.キリン台で養成したこともあり,自然にはない多頭株になったのですが,刺の様子にバリエーションが見られ,両親にはなかったはっきりとした白刺が長い個体も出ました.でもその後どうしたことか開花期が合わず交配はお預けでした.今年はほとんどの株に蕾が見え,待ちかねていた開花がようやく始まり,まず香りを楽しみました.独特の甘ったるい香りがします.
シュレセリー①2023
 シュレセリーの花はz十分温度が上がらないと咲かないタイプです.毎日2時から3時ぐらいに覗きに行って,せっせと交配しました.
シュレセリー③2023
 今年の多頭株の開花の様子を見てふーんと思ったことは,それぞれの分枝の大きさと開花の有無にあまり関係がないことです.つまり花が咲く枝にはやたら蕾がつくのですが,サイズがあっても全く蕾が出ない枝もあるのです.株が古くなれば全ての枝に花がつくようになるのかも知れません.
シュレセリー子の花2023
 これで今年は一定数の種子が確保できそうです.来年は再びキリンでたくさんの株を養成することにしましょう.どうして正木でチャレンジしないのか?と叱られそうですが,それには理由があります.2年前に接ぎ降ろした際に外した仔が挿し木したら簡単に発根しました.実根でどの様に生育してゆくのか観察してみようと思ったのですが,夏の間に次々と腐ってしまいました.さすが難物です.

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さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
サボテン少年でした.

2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.

第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.

残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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