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ご家庭でのパキポの冬越し

 恵比寿笑いなどのパキポの小さな苗は実にかわいい姿をして人気です.冬はどのように管理すれば良いですかと,よく聞かれるのです.温室やフレームなどで一定数の植物をもっておられる方ではない人に正確にお伝えするのは結構骨が折れます.なので今年は一鉢を自分の部屋の窓辺において,状況を一冬記録してみました.下の写真のようにシクラメン,シャコバサボテンなどと共に南向きの窓辺に置いています.この部屋は人が居る時にしか暖房が入りません.冬場はとにかく日当たり重視のため白いレースのカーテンの外側です.これは12月初旬の写真.恵比寿笑いは残った葉も赤くなり始めています.
パキ家庭冬越し①2022
 昨年末クリスマス前に来た寒波の折,外はビシッと氷が張りましたが,ガラス窓の内側はマイナスにはなりません.パキポはすっかり葉を落とし,シャコバサボテンは開花盛りを迎えています.年末前には暖かい日を選んでサッと水をやりました.水をやったすぐ後,全体に膨れてカッチカチに.根はしっかり機能しているようです.冬は灌水しないなどと書かれているwebサイトがありますが,そんなことをすると萎びてしまいます.
パキ家庭冬越し②2022
 1月20日大寒です.シャコバは花が終わり,シクラメンは開花盛り,年末から列に加わったヒアシンスの水栽培では蕾がのぞいています.ご覧のようにパキポは顔つきも変えずに居ます..
パキポの冬越し③大寒2023
 パキポの様子を拡大して見ると銀色に輝きパンパンになっています.3株の内の1つでは成長点部に花芽らしいものが見えます.
パキポの冬越し④2023
 そして3月10日過ぎ,少し春めいてきました.この間何度か外は−4〜5℃になることもありましたが,窓の内側は氷点下になりませんでした.
 もう新しい花の出てこないお役目の終わり近いシクラメン,新芽を吹き始めたデンマークカクタスの横で,無事窓辺で恵比寿笑いは開花しました.もうすぐ葉が伸びてくるでしょう.
パキポの冬越し⑤2023
パキポの冬越し⑥2023
 さてここからが大事なのですが,外はだいぶ暖かいのですが,まだ外に出すのは早いのです.これも一般論ですが,だいたいの地域で里桜(八重の大輪の花が葉と共に咲くタイプの桜,関西の人なら造幣局の桜の通り抜けがある)が咲くと大抵のものは外に出して大丈夫です.ここ讃岐だと4月下旬です.冬場に結構寒くても大丈夫だったのにどうして春は急いで外に出してはいけないのでしょうか.これにはちゃんと理由があります.室内に置かれた植物は春先の室内の気温の上昇に伴い,活動を動き始めています.新芽は温度変化に大変敏感で,簡単に痛んでしまいます.このため春になって植物を外に出すときは「十分暖かなくなってから」が基本になります.
 ネットなどでは恵比寿笑いは寒さに弱いから最低15℃を保てなどという正確さに欠ける情報が氾濫しています.これを過度に信用して,陽の光が当らず暖房の入った居間のようなところに置くと,一つには過度の乾燥により,他方は日に当らないことのためにしばしば急速にダメになってしまいます.冬場は日当たりが何より大事で,日中に日が当たって鉢内の温度が上がることが重要.恵比寿笑いの冬の置き場所は,シクラメン,シャコバサボテン,ヒアシンスの水栽培などと同等の窓辺で大丈夫だという事です.

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さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
金沢に生まれたボクは,熱心なサボテン少年でした.2010年,30年数年ぶりにサボテンに本格復帰.2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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