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冬に美しい斑入りマミたち 

 この時期,マミの斑色が冴えて来ます.花との対比もまた大変美しく,眺めていて飽きません.でも残念ながら美しい斑入りが見られるマミは限られています.
 下の写真は白竜丸錦.長刺の白竜丸ではなく,どちらかといえば,先日記事にした原種系のコンプレッサに近いタイプです.斑柄も美しく赤い花とのコントラストが綺麗です.
白竜錦2023
 次は玉翁錦.なかなか良い斑入りに巡り合わなかったのですが,昨年ようやく小さいながらも気に入ったものがあり手にしました.1年経って開花しました.多毛長毛タイプだと斑が見えにくいので,これぐらいが丁度良い具合です.
玉翁錦2023
 最後は金剛丸錦.ウチにいる大きめの株からカキコしたものです.カキコの中から斑柄の良いものを残してゆくつもりです.
金剛丸錦2023
 普通,斑入り植物から種子を採って斑ものを出そうとする場合,斑の入ったところにある花に種子を作らせるのが王道です.これは葉緑体が母系遺伝であり,いわゆる細胞質遺伝により胚に斑入りが伝わる仕組みです.ですからサボテンでも下の写真のように斑柄の良いところの花に花粉を載せます.
白竜錦の花2023
 ところがマミラリアの斑入りはなかなか曲者,斑入りの株から種子を採っても後代はほぼ青物.なかなか思い通りになりません.斑入りの遺伝は,単に細胞質遺伝だけで説明できるほど単純ではなく,葉緑体ゲノムと染色体ゲノムの相互作用により斑入りが生まれる側面もあります.種間交雑種に多くの斑入りが生まれることはサボテンでもよく知られていますが,これは葉緑体ゲノムと染色体ゲノムの相性の問題と考えられています.昔の人は「これには斑の気(ケ)がある」と言いました.うまいこと言った物です.外観からは分からない斑入りを生み出す因子があるってことで,この因子は花粉側からも遺伝すると考えられます.

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さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
金沢に生まれたボクは,熱心なサボテン少年でした.2010年,30年数年ぶりにサボテンに本格復帰.2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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