セニリス兄弟とその二代目
旧ネオポルテリアのセニリスFK422(Eriosyce senilis)の比較的大きな株が2つウチに居ます.小さい時はかなりはっきりと刺色が異なり白髭とブラウン髭といった感じでした.しかしウチに来てから10年以上経ち,両者の違いはあまりはっきりしなくなっています.本当に老人(セニリス)になり,ともに白髪になったのでしょうか.まだまだ元気でいてほしいのですが.

この両者の二代目をと思い,種子を採っているのですが,どうしたことか発芽率は大変低く,いっぺんにたくさんの実生を生産できません.それでもなんとか生えて来たものをキリンに乗せてみたのが下の写真です.ちゃんと白髭とブラウン髭に分かれています.うーんなるほどね,この異なる刺色の遺伝子はちゃんと保存されているんだなと感心しました.

フィールドナンバーのついたサボテンの維持は如何にあるべきかはとても気になるところです.そもそもFN付きの種子を供給している会社はどれだけの個体を持ちその相互交配をきちんとやっているのかは不明です.ある地域のサボテンがある程度の変異を示す時に,その変異の幅を維持するのにどれだけの個体を用意すれば良いのかは,実のところあまり明らかではありません.でも今回のように少数でもちゃんと形質の違いが後代にも出ると少し安心しますね.もうしばらくするとネオポルテリアの花の季節がやって来ます.北陸に生まれ,誕生日が2月のボクはこのネオポルテリアの花が春への光のように思えて大好きなのです.
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