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牛を眺める

 臥牛(Gasteria armstrongii)は子供の頃からの馴染みの多肉です.不思議な姿は印象的であったものの,地味が故に子供の時は別に気にもとめませんでした.また当時,ごく普通の臥牛は今と同様,大して高価でもなかったのですが,ハオルシア同様手元に一つ二つあればもう十分って感じでした.
 先日,ふとした気の迷いから(最近の脳科学によれば,こんなことを認めていませんが)オークションで臥牛を手にしてしまい,まじまじと眺めるとこれがなかなか渋い.わずかな違いを重視するのは日本の古典園芸の特徴です.
臥牛①2022
臥牛②2022
臥牛③2022
 当然色々な斑入りも作られていますが,良い斑柄の個体はもちろん高価です.
臥牛④2022
 ウチには随分前からバザーの100均要員として子宝錦がいます.1年間放置して増えた仔を外してバザーの商品にするというやり方です.丁度花を上げていたのでその様子を改めてしげしげと見ると,なるほど旧ユリ科らしい花,ガステリアがアロエと交配できるのも納得です.花筒の下部がぷっくり膨らみガスター(胃袋)の形となり,なるほどガステリアとは上手く属名を付けたものだと感心しました.
子宝錦の花2022
ガステリアの花2022
 臥牛という漢字の意味は寝そべっている牛ですが,どうみても牛本体より牛の舌ですね.牛タンくんと呼びたくなるのですが,牛タンというのは牛の舌を食用として用いられる時にこれを指す言葉で,本来牛の舌そのものを指す用語ではありません.なお牛舌というと,レアな園芸植物としてたまに見かけるストレプトカーパスの1種Streptocarpus wendlandiiの和名でもあります.昔お世話になった先生の一人がイワタバコ科の権威で,京都植物園のバックヤードに連れて行ってもらった時,初めてこの植物を見てとても驚きました.大きな1枚の葉を伸ばす様はなるほど牛の舌なのです.

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さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
金沢に生まれたボクは,熱心なサボテン少年でした.2010年,30年数年ぶりにサボテンに本格復帰.2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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