フェロ半島玉の種子の休眠と生存
一昨日太平丸の種子発芽の時期について書きました.そのついでにちょっと調べたら半島玉(Ferocactus peninsulae)の種子休眠についての論文がありました.

簡単に結論を言うと,採種後数ヶ月は明らかに発芽率が低く,その後貯蔵期間(20℃下)が長くなるにつれて発芽率は上昇,10ヶ月以降は4年後までほぼ同様の発芽率となり,この間常に光発芽の性質を維持したというものです.この種子休眠は,後熟期間があるタイプと言えます.こうした性質は,種子が形成されてから次の雨の多い時期まで発芽を待つという理にかなったものです.

このように長期間に渡り発芽能力が有り,光発芽の性質を維持していることから,ペニンスラエの種子は土壌シードバンクを形成している可能性があると指摘されています.フェロの種子は寿命が長いという経験則は当たっているようです.この実験は20℃で貯蔵していますから,冷蔵庫に入れておけば10年ぐらいはヘッチャラということかと思われます.
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簡単に結論を言うと,採種後数ヶ月は明らかに発芽率が低く,その後貯蔵期間(20℃下)が長くなるにつれて発芽率は上昇,10ヶ月以降は4年後までほぼ同様の発芽率となり,この間常に光発芽の性質を維持したというものです.この種子休眠は,後熟期間があるタイプと言えます.こうした性質は,種子が形成されてから次の雨の多い時期まで発芽を待つという理にかなったものです.

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