ガッセリアーナのかぎ刺
ガッセリアーナ(Mammillaria gasseriana)のカギ刺のことを以前に記事にしました.その時得た種子を蒔いてそこそこの大きさになったのが下の写真.全く中刺がありません.

これらを移植してしばらく成長させるとカギ刺が現れてきました.

一方発芽間もない実生を3個体をキリンに乗せて大きくしてみました.

それぞれのカギ刺の様子はご覧の通り,カギ刺の有無を含め個体差が大きいことがわかります.彼らのカギ刺はそのうち全て消滅するでしょうか.



こうしてみると発芽後しばらくはカギ刺がなく,成長に伴って出現するもそこには個性があり,齢が進むと全てがなくなるってことなのでしょうか.この種の記載でも中刺フックは0−1本などとなっているのはこうしたことを反映しているのかもしれません.
そもそもこのガッセリアーナというサボテンがどのようなものか,分類も決して単純ではなさそうです.Lüthyの分類ではガッセリアーナはウォルシュラゲリと共にラシアカンサの仲間とされます.確かに目の前にあるガッセリアーナの風貌と花の様子は,ラシアカンサに近いものと思わせます.同時にシノニムとしてビエスケンシス(M.viescensis)が挙げられていますが,国内流通のビエスケンシスとは随分異なります.
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