赤刺金鯱のその後
これまで何度かキリンウチワで接木した神仙金鯱の自殖後代の様子を記事にして来ました.下の写真が一昨年に採った種子から得られた実生2株です.実際にはもっと生えたのですが,その多くはアルビノで接木しても意味がないだろうと廃棄しました.ご覧の通り,随分と様子が異なります.これは良い知らせです.バリエーションが見られたということは,異なるゲノムを持つ種間交雑種である神仙金鯱の大胞子と小胞子の形成過程でまがりなりにも減数分裂してnの配偶子ができて,それが受精して種子ができていることを示唆するからです.つまり遺伝子の交換(組換え)が起こっている可能性があります.より具体的言えば,親を超える赤刺で金鯱らしいものができる可能性があるわけです.

昨年採った種子も今無事に発芽しています.今年もアルビノ以外は全てキリンに乗せてやりましょう.

さらに今年の開花後の鞘も出来つつあります.何事も数が増えればそれだけ偶然の産物を得る可能性は高まるのです.

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