渋いクルビスピナ
エリオシケ クルビスピナ(Eriosyce curvispina)が咲いてきました.この渋いサボテンは,チリの広い範囲に自生しており,これまでたくさんの変種名が付けられ,それがいくつもの和名に対応しています.これらは今は種内変異の範囲内とされ,わずかな亜種が残されているもののほぼ全てがクルビスピナ1種に包含されています.ですからどれが典型的なタイプかという議論は難しく,ここでみる個体もクルビスピナの一つのタイプという認識が正しいと思われます.

花のない時は全く目立ちません。よく言えば渋いのですが,要は地味系のサボテンです.紫がかった灰色の肌にうねる刺,全体に萎んでいるように見えるので春に新しい刺が出るまでは,調子を崩しているのか元気なのか,外観からは分かりにくい奴です.でも花を上げた様子はなかなか素敵です.花色も色々あるようですが,この個体は薄いピンク.下の写真に見るようにしばしば刺に邪魔されて完全に開ききれない時もあります.

しばらくすると3花が同時に咲きました.地味な奴ですが,年に一度の華やかな装いです.

昔は,このようなサボテンがよく見え出すとサボテン病が相当進んだと判断されていました.現在のコピブームがエリオシケに波及するでしょうか.黒王からサボテンに入って来た人にエリオシケはどう映るのか,今後の展開に興味が持たれます.
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花のない時は全く目立ちません。よく言えば渋いのですが,要は地味系のサボテンです.紫がかった灰色の肌にうねる刺,全体に萎んでいるように見えるので春に新しい刺が出るまでは,調子を崩しているのか元気なのか,外観からは分かりにくい奴です.でも花を上げた様子はなかなか素敵です.花色も色々あるようですが,この個体は薄いピンク.下の写真に見るようにしばしば刺に邪魔されて完全に開ききれない時もあります.

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