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三角へこだわり

 子供の頃,シャボテン誌に載った高知の吉永氏の三角ヘキランにとても驚き,憧れました.当時は四角ヘキランを碧方玉と称して高価なサボテンでした.もちろん子供のボクには手に入る訳がなく,普通の四角ランポーが精一杯でした.ましてや三角ヘキランなどは夢のまた夢.現在は三角ヘキランの固定率は大変高く,三角同士で交配するとかなりの確率で三角になります.ですから三角だからと言って格別高価なわけでもありません.ただ2稜ランポーとなるとまだ「出現する」レベルで固定にはほど遠いと思います. 
 さて下の写真はうちにいる三角ヘキランです.現在アレオレの並びは6列になっていますが、三角を維持しています.
三角へのこだわり①2022
三角へのこだわり②2022
 次はこの個体の3年前の写真,少しアレオレの位置がズレかけています.当時,これはいずれ四角か五角になるんだなと思っていました.ランポーは最終的にはアストロフィツム属の基本稜数である8稜になる傾向があります.その途中は必ずしも一旦5稜になるわけでもなく,稜数は変化に富んでいます.
三角ヘキラン緑のガク2019
三角ヘキラン2019
 サボテンのアレオレは短縮した側枝とも考えられており,軸上に形成される葉と同じです.葉の着き方(葉序)は植物種によってほぼ決まっており,自然界に多く見られるフィボナッチ数列で並んでいることが多いです.サボテンの稜も3,5,8,13,21と増えていくことが多いです.通常は稜線の数とアレオレの並びは同じなのですが,上の写真のようなものを見ると,稜線の数の制御と葉序は独立した遺伝子で制御されているのかなと思ってしまいます.三角ヘキランは自然界には無い3稜を強選抜し続けた結果なのですが,思わぬ現象を垣間見せてくれました.

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さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
金沢に生まれたボクは,熱心なサボテン少年でした.2010年,30年数年ぶりにサボテンに本格復帰.2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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