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外で越冬するアロエ

 このアロエ,昔から「医者いらず」という名前で広く栽培されてきました.ボクが子供の頃,金沢の家にも大きな鉢植えの医者いらずが居て,とくに火傷をするとその幹部に葉肉を切り取って当てがってもらっていました.冬になると鉢ごと暗い玄関の土間に持ち込まれ,春まで3ヶ月その間に光が不足するので生長点付近の葉は大きく開帳しだらしない姿になっていました.それでも何年かに一度は大きな赤い花序を出し,逞しく育っていました.ボクが子供の頃,これをAloe arborescensという学名だと教えてくれる人はおらず,まあ普通に「うちのアロエがね---」と言えば大概これでした.
 さて昨年こちらに引っ越してきたこのアロエ君たち,今季は納屋の南面の壁の下で冬を過ごしました.屋根があるわけではないので雨ざらしではありますが,南向きで下はコンクリ,壁は木造家屋のトタン張り,お日様がさしている時は結構温もるのです.左は普通株,右は斑入り株ですが,普通株の方はそれほど顔つきを変えずに冬を過ごしています.
アロエ越冬2022
 斑入り株は少し弱いかなと思っていましたが,そうでもないようです.全体として黄色く見えのは,葉緑体がある組織が少ないためです.
アロエ斑入り越冬2022
 同じ並びにプシスたちがいますが,とても元気にしています.冬場もちゃんと水をやって干からびないように気を付けています.家の周りのどこに強く霜が降りるのか,この冬よく観察しました.来年は路地組をもっと増やす計画です.

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さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
サボテン少年でした.

2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.

第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.

残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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