ゲジゲジ刺の合間からかわいい花
白斜子(Mammillaria pectinifera)はいつも今頃開花してきます.今はマミラリア属なのですが,その昔はソリシア属とされ,1属1種の珍しい植物として扱われていました.虫のような独特の刺の合間から蕾がのぞくと,ああ今年もちゃんと咲くんだねと嬉しくなります.

小型のマミラリアなので,ガタイがある程度大きさなるとどうやら株の下方が縮んで行くようで,それほど大きさは変わりません.基部から分枝も出しますがそれ程盛んに出るわけではなく群生株と言える程のものには自然ではなかなか成らないようです.接木をしてカットすると話はまた別かと思いますが.

去年の記事で書きましたようにタイの友人が,種子が欲しいというので交配しましたが,種子生産力はあまり高くなく,ご希望に添えるほど供給出来ませんでした.こちらでもちょこっとだけ蒔いて見ましたが,発芽には問題は無さそうでした.なので,今年はせっせと交配しています.今はまだ小さいのですが,pectineferaらしい刺を出しています.

さてこんな地味なサボテンに関して興味深い研究がなされています.種子が出来てから数年をかけて徐々に種子が放出されてゆく性質を持っているようですが,その放出の割合はその年の降雨量によって左右されるというものです.


ヒト様の管理下に置かれた白斜子では,せっせとヒトが穿り出してくれるので,彼らも雨を待つ必要はありません.
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小型のマミラリアなので,ガタイがある程度大きさなるとどうやら株の下方が縮んで行くようで,それほど大きさは変わりません.基部から分枝も出しますがそれ程盛んに出るわけではなく群生株と言える程のものには自然ではなかなか成らないようです.接木をしてカットすると話はまた別かと思いますが.

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さてこんな地味なサボテンに関して興味深い研究がなされています.種子が出来てから数年をかけて徐々に種子が放出されてゆく性質を持っているようですが,その放出の割合はその年の降雨量によって左右されるというものです.


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