ガーデンライフを読むその6
今回は1983年9月号,サボテン牡丹類の特集です.

この時はまだゴジラも出現しておらず,怒涛やカリフラワーも未発達.それでも大疣化は追求されていたようです.何よりまだ豊富に輸入球が入ってきていたので,それらの顔違いを楽しむという贅沢な時代でした.写真で見ても岩牡丹系が主流ですね.


掲載された記事は,「牡丹類の魅力」(金子春男),「アンケート 私の理想の牡丹像」,「牡丹類の故郷探訪行」(竹尾雅臣),「牡丹類の上手な栽培法」(村主康寿)の4本です.アンケートでは9人の方が答えていますが,全員が大疣が良いと横並びの回答です.何処かに書かれていましたが,現在でも牡丹類マニアの方のハウスを訪問すると決まって大きな疣を自慢されるということです.どうしてこんなことになったのでしょうね.
自生地で採取された竹尾さんの記事では,メキシコ中北部を広く回られたことが窺えます.記事の終わりに,牡丹類が好きで現地をどうしても見たいといっても,最低1,2ヶ月の休暇と100万円以上の経費を厭わない人でないと現地の全体が掴めないと書かれています.今でもサボテン界に時折見られる「俺だけが知っている」症候群が顔を出しているように思えます.

この時代から約40年が経っているわけですが,牡丹類は本当に豊かになったでしょうか.
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この時はまだゴジラも出現しておらず,怒涛やカリフラワーも未発達.それでも大疣化は追求されていたようです.何よりまだ豊富に輸入球が入ってきていたので,それらの顔違いを楽しむという贅沢な時代でした.写真で見ても岩牡丹系が主流ですね.


掲載された記事は,「牡丹類の魅力」(金子春男),「アンケート 私の理想の牡丹像」,「牡丹類の故郷探訪行」(竹尾雅臣),「牡丹類の上手な栽培法」(村主康寿)の4本です.アンケートでは9人の方が答えていますが,全員が大疣が良いと横並びの回答です.何処かに書かれていましたが,現在でも牡丹類マニアの方のハウスを訪問すると決まって大きな疣を自慢されるということです.どうしてこんなことになったのでしょうね.
自生地で採取された竹尾さんの記事では,メキシコ中北部を広く回られたことが窺えます.記事の終わりに,牡丹類が好きで現地をどうしても見たいといっても,最低1,2ヶ月の休暇と100万円以上の経費を厭わない人でないと現地の全体が掴めないと書かれています.今でもサボテン界に時折見られる「俺だけが知っている」症候群が顔を出しているように思えます.

この時代から約40年が経っているわけですが,牡丹類は本当に豊かになったでしょうか.
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