太平18組たち
この春に接降ろしした2018交配の太平達です.2019には種して実生接ぎ,2年袖の上に居て,降ろしたことになります.しばらくはわざと浅植えして,残した袖台の部分にも少し光が当たるようにしています.ざっと見ても多士済々なのが分かります.いくつか注目すべきものを紹介しましょう.

まずは交配番号1835,短刺系です.これは(黒刺雷帝×ニコリー)×スーパーニコリーの交配ですから,短刺の素質はありません.以前にどこかで書きましたが,葉の長さと幅は別々の遺伝子で決定されています.刺は葉と同じですから,長さを決める遺伝子の変異かも知れません.

次は交配番号1807,これはボク自身が雰囲気が気に入っている白刺長刺の太平にニコリーをかけたものです.子房親の持つ良い雰囲気を受け継いでいることに注目しました.

最後は交配番号1806,これは花王,雷帝,ニコリー,太平が複雑に関与しています.ぱっと見綾波の様だと思いました.中刺が太く先端が浅いカギになります.赤刺なのも綾波を連想させます.こういう太平はないですよね.

2014年交配辺りまでは,他人様が作った花王だとか雷帝などを交配しましたが,その後は出てきた株から自分の感性に従い肌色,刺さらに雰囲気に注目して親を選んで交配をしています.
2019交配組は,今袖とキリン台の上で地植え養成中.2020交配組はこの初夏に全てキリン台の実生接ぎとなって成長を開始したところ.2021年交配の種子はほぼ採種が終わり,今は冷蔵庫でお休み中.年明け1月と5月に,二回に分けては種の予定です.
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まずは交配番号1835,短刺系です.これは(黒刺雷帝×ニコリー)×スーパーニコリーの交配ですから,短刺の素質はありません.以前にどこかで書きましたが,葉の長さと幅は別々の遺伝子で決定されています.刺は葉と同じですから,長さを決める遺伝子の変異かも知れません.

次は交配番号1807,これはボク自身が雰囲気が気に入っている白刺長刺の太平にニコリーをかけたものです.子房親の持つ良い雰囲気を受け継いでいることに注目しました.

最後は交配番号1806,これは花王,雷帝,ニコリー,太平が複雑に関与しています.ぱっと見綾波の様だと思いました.中刺が太く先端が浅いカギになります.赤刺なのも綾波を連想させます.こういう太平はないですよね.

2014年交配辺りまでは,他人様が作った花王だとか雷帝などを交配しましたが,その後は出てきた株から自分の感性に従い肌色,刺さらに雰囲気に注目して親を選んで交配をしています.
2019交配組は,今袖とキリン台の上で地植え養成中.2020交配組はこの初夏に全てキリン台の実生接ぎとなって成長を開始したところ.2021年交配の種子はほぼ採種が終わり,今は冷蔵庫でお休み中.年明け1月と5月に,二回に分けては種の予定です.
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