キリンから降ろす その1 シュレセリー
昨年夏にキリンに接ぎ木した中で,十分大きくなったものたちを夏の終わりに順次降ろしました.その様子を数回に分けて種類ごとに紹介します.まず第1回はシュレセリー(Sclerocactus spinosior subs. schlesseri)です.これまで何度か途中経過を記事にしましたが,キリン台では驚くほど早く大きくなります.うーんこれでは「それらしくない」と言われそうです.まあその通りなので,これからどう締まってゆくかを観察します.元々ウチに居る袖台のシュレセリーも時間が経つとそれなりに締まって行きましたので,時間が経つとそれなりになるかと期待しています.

接木直後から穂木にキリン台特有の異常とも言える子吹きが見られました.昨年はこれを放置したので,いくつかの株では分枝が全方位に伸びており,降ろすには下の方の分枝が邪魔をしてうまくありません.

それで下位のいくつかを外し,外した分枝の方は,発根するのかどうかも試すことにしました.しばらく切り口を乾かして普通の培養土に挿しておきます.

これまでウチにはシュレセリーはたった2株しか居らず,花の時期が微妙にずれてなかなか採種できませんでした.一気に10株以上になったので,来春は安定した種子生産が出来るといいなぁと楽しみにしています.その先には選抜をかけて,この美しいサボテンを手懐け,さらに磨きをかけられたらなと思います.
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接木直後から穂木にキリン台特有の異常とも言える子吹きが見られました.昨年はこれを放置したので,いくつかの株では分枝が全方位に伸びており,降ろすには下の方の分枝が邪魔をしてうまくありません.

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これまでウチにはシュレセリーはたった2株しか居らず,花の時期が微妙にずれてなかなか採種できませんでした.一気に10株以上になったので,来春は安定した種子生産が出来るといいなぁと楽しみにしています.その先には選抜をかけて,この美しいサボテンを手懐け,さらに磨きをかけられたらなと思います.
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