早くも太平丸の実が
4月に交配した太平の果実が早くも伸びてきました.この写真のように,ボクは交配記録をマメ荷札に書いてすぐ横の刺に付けています.さて,太平丸の果実はこの時点ではみずみずしいのですが,内部の種子はすっかり乾いています.このため不用意に果実を取ろうとすると種子がこぼれてしまいます.

もうしばらくこのままにして全体がしんなりしてきたら底に方からピンセットでつまんで引き上げるのが最も簡単かつ安全です.下の写真ぐらいになると取り出すのが容易になります.

この季節,昨年の種子がかわいい実生になっています.

全て以前に報告した硫酸による発芽促進処理をしています.ここ数年,毎年50系統ほど蒔いていますが,どうしても生えない系統が存在しています.こればかりは致し方ありません.自分にとって大切な育種系統なので,近年は全ての系統の種子を二分して2回に分けて蒔くようにしています.最初は1月,2回目は連休の時期です.接木繁殖の体系を袖中心からキリン中心にシフトすることになったら,この春蒔きがメインになるでしょう.でも大切な種子は,2回に分けて播種するのは基本の基,忘れず習慣化したいものです.
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