病み上がり
春の開花を迎えたある太平丸です,ごく普通に見えます.

その裏側はこうなってます.太平丸のカサブタを剥がすという記事を上げたのは,去年の秋でした.太平丸で時折起こる表皮下の変色とその後のカサブタ化.これはゆっくりとしか進行しませんが,ある程度進むと一気に広がり枯死します.これは炭疽病だと思っていますが,病理学的証拠はありません.さて昨年の記事で載せたものとは別の株で,カサブタのひろがりの大きかったのがこの株です.カサブタの面積が大きく,大手術になりました.カサブタを剥がした後,彫刻刀で表面を削り,チオファートメチル剤を塗り付けておきました.

その後カサブタを剥がした後はきれいにカルスが形成され,盛り上がったきました.何か憑き物が落ちたようにガタイ全体が膨らみ元気になっています.少なくとも現在まで新たな病変の発生はありません.

これからも観察を続けますが,放っておけば数年のうちに枯死する可能性があったわけで,こうした積極的対処は大切な株を守るためには有効な方策の様です.
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その裏側はこうなってます.太平丸のカサブタを剥がすという記事を上げたのは,去年の秋でした.太平丸で時折起こる表皮下の変色とその後のカサブタ化.これはゆっくりとしか進行しませんが,ある程度進むと一気に広がり枯死します.これは炭疽病だと思っていますが,病理学的証拠はありません.さて昨年の記事で載せたものとは別の株で,カサブタのひろがりの大きかったのがこの株です.カサブタの面積が大きく,大手術になりました.カサブタを剥がした後,彫刻刀で表面を削り,チオファートメチル剤を塗り付けておきました.

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