妖艶なエビたちの花
チソエンシスEchinocereus chisoensis がエビサボの先頭を切って3月下旬に咲きました.ハッとするほど美人さんです.エビサボにはピンクの花を咲かせるものが多いのですが,この花はノドが濃いピンクでこれに続いて白い部分が良いアクセントになっています.この白い部分の幅が個体により異なる様です.故郷は西テキサス,トランスペコス北部の狭い地域とされ,絶滅危惧種となっているようです.このような素敵なサボテンが消え失せるのは悲しいですよね.種子を採ってやろうと2年前に2株手にしたのですが,昨年一本亡くなってしまいました.

これはE. reichenbachii subsp. fitchii SB853です.去年はこのフィッチーの花姿を記事にしたのは6月でした.今年は随分早く4月初旬に開花しました.実に妖艶な姿です.テキサス州南部が故郷,こんな綺麗な花が咲く荒野を歩いて見たいものです.

そして白元,E.reichenbachii var. baileyiの白刺タイプです.花がない時でも美しいサボテンです.これはウチで実生して見ていますが,あまり個体間差がありません.きっと国内で長い間白刺タイプの間での交配が繰り返されてきたので,遺伝的な変異幅が小さいのでしょう.

エビサボの花はどれを見ても飽きません.どうしてこんな魅力的な花を咲かせるのでしょうか.ポリネーターを惹きつけるためのサボテンの花にヒトが惹きつけられる不思議にしばし思いを馳せます.
面白い,なるほど,へーそうなの?などと思ったら下のサボテンの文字をポチっと押して応援して下さい、よろしくお願いします.


これはE. reichenbachii subsp. fitchii SB853です.去年はこのフィッチーの花姿を記事にしたのは6月でした.今年は随分早く4月初旬に開花しました.実に妖艶な姿です.テキサス州南部が故郷,こんな綺麗な花が咲く荒野を歩いて見たいものです.

そして白元,E.reichenbachii var. baileyiの白刺タイプです.花がない時でも美しいサボテンです.これはウチで実生して見ていますが,あまり個体間差がありません.きっと国内で長い間白刺タイプの間での交配が繰り返されてきたので,遺伝的な変異幅が小さいのでしょう.

エビサボの花はどれを見ても飽きません.どうしてこんな魅力的な花を咲かせるのでしょうか.ポリネーターを惹きつけるためのサボテンの花にヒトが惹きつけられる不思議にしばし思いを馳せます.
面白い,なるほど,へーそうなの?などと思ったら下のサボテンの文字をポチっと押して応援して下さい、よろしくお願いします.

- 関連記事
-
- かわいい花籠 (2021/05/16)
- 出遅れた白鷺 (2021/05/13)
- 妖艶なエビたちの花 (2021/05/11)
- スプリングエフェメラルのよう (2021/05/10)
- 黒き竜のアンバーな花 (2021/05/09)
スポンサーサイト