春を迎えたエキノフォッスロたち
これはザカテカス産の縮玉,FNはSB492.白い側刺が目立つ美しいタイプです.縮玉(Echinofossulocactus (Stenocactus) multicostatus)は,子供の頃から馴染みのサボテンです.でもこれまで出会った多くの縮玉と呼ばれていたサボテンは,とても同一種とは思えない,実に様々な風貌をしていました.彼らの分類が難しいのは頷けます.ですから,あれこれ真贋を詮索するのではなく,全てを受け入れて,その多様性を楽しむのが良いかと.

次は五刺玉,黄刺系ということです.(E. pentacanthus)という学名を当てこともあるようですが,E. obvallatusのシノニムとされます.名前の通り5本の刺が明瞭なタイプに五刺玉という和名が与えられたってことでしょうか.

最後は竜剣丸(E. conptonogonus),これはほんの小さな株です.彼らの風貌は,なんとなくフェロカクタスに近い感じがしますね.今流通しているものは,刺の強いタイプが選抜されていて,園芸品種化しています.メキシコで見た彼らは野生的でした.

エキノフォッスロたちを並べて眺めていると,どうしてこうも多稜化したのだろうか?とどこかで変異が起きてそれが暴走してしまったような気がします.生存上利益もないけれど,特に不利益をもたらさない中立的形質は,暴走もあり得るってことでしょうか.
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次は五刺玉,黄刺系ということです.(E. pentacanthus)という学名を当てこともあるようですが,E. obvallatusのシノニムとされます.名前の通り5本の刺が明瞭なタイプに五刺玉という和名が与えられたってことでしょうか.

最後は竜剣丸(E. conptonogonus),これはほんの小さな株です.彼らの風貌は,なんとなくフェロカクタスに近い感じがしますね.今流通しているものは,刺の強いタイプが選抜されていて,園芸品種化しています.メキシコで見た彼らは野生的でした.

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