渋い花のウォルシュラゲリ
2月半ば,一足先に訪れた数日間の春の陽気に誘われて,あっという間に開花が始まりました.白刺に渋い茶色の花がなかなかよく似合います.以前にウチに居たはずなんですが,いつの間にか乾涸びたようです.というのも小型のマミは,他の大型のマミと同じマミ棚に居るとしばしば乾涸びるんです.そんな訳で新しい株をお迎えしました.

このサボテンにはMammillaria wohlschlageri という学名が与えられていますが、M. lasiacantha ssp hyalinaのシノニムとされています.このspp hyaline は、ラシアカンサの中では最も南のグループでザカテカス州北部に居るもので,次に M. lasiacantha ssp egregiaがデュランゴ州に居るものに、そして基幹種のM. lasiacantha ssp lasiacanthaはより北のコアウイラ州,アメリカのテキサス,ニューメキシコ州に広く生息しているグループにと,それぞれ自生地によって与えられた亜種名です.そして大事なことは,全ての生息地が連続的であるということと,さらに日本で様々な名前で呼ばれているダシアカンサたちがそれぞれ真に異なる自生地に株集団の子孫であるとは到底思えないことです.

まあ,学名の話はともかくとして,色々なタイプを手元に置いて眺めるのは楽しいものです.
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このサボテンにはMammillaria wohlschlageri という学名が与えられていますが、M. lasiacantha ssp hyalinaのシノニムとされています.このspp hyaline は、ラシアカンサの中では最も南のグループでザカテカス州北部に居るもので,次に M. lasiacantha ssp egregiaがデュランゴ州に居るものに、そして基幹種のM. lasiacantha ssp lasiacanthaはより北のコアウイラ州,アメリカのテキサス,ニューメキシコ州に広く生息しているグループにと,それぞれ自生地によって与えられた亜種名です.そして大事なことは,全ての生息地が連続的であるということと,さらに日本で様々な名前で呼ばれているダシアカンサたちがそれぞれ真に異なる自生地に株集団の子孫であるとは到底思えないことです.

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