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雪晃の交配

 このありふれたサボテンが,サボテン少年だった頃の思い出のサボテンの一つだったことを以前に書きました.今年も花の季節がやって来ました.でもご覧の様にせっかくの白い刺が汚れています.これは昨年の花殻を取り除いてやらなかったので果実にカビが生え,それがそのまま刺の合間で干からびてしまったからです.
雪晃2021
 雪晃は勝手に自家受粉することが多く,自然に着果してしまいます.でも開花始めの頃は雌ずいだけが露出していています.
雪晃雌性先熟202
 しばらくして花被片がさらに開いて初めて花粉が出ます.こんな様子を見ていると自家受粉を避ける仕組みがありそうです.
雪晃花粉2021
 でも特に何もしなくても結構な確率で着果するのはどうしてだろうか?さらに先進むと内側の花被片が花粉まみれになって広がって来ます.この際内部の花被が開く際に柱頭に向けて花粉を飛ばしているのでしょうか.もしそうなら,なかなか優れた仕組みです.
雪晃開花終期2021
 一方,もしかするとですが,アポミクシス?の可能性もあります.その仕組みはともかくとして,種子は容易に採れるのです.ですから100均にも並ぶ普及種ですが,それらはほぼ自家受粉され続けて来たものかもしれません.普通の植物は自殖を数代繰り返すとほぼ純系といって遺伝的に固定されます.今日本で栽培されている雪晃は,もしかするとごく限られた遺伝子型のものの自家受粉後代ばかりかも知れません.敢えて外交配をする人なんていないかなと思い,昨年顔つきの違うものでやってみました.採れた種子は意外なことにあまり発芽率が良くなかったのですが,少しだけ苗になりました.それが下の写真のものです. 
雪晃外交配2021
 これが意味のある交配になったのかどうかわかりませんが,どんな風に成長するのか,花が咲くまで楽しみに待ちます.

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さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
金沢に生まれたボクは,熱心なサボテン少年でした.2010年,30年数年ぶりにサボテンに本格復帰.2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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