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今年の連山たち

 連山とはAriocarpus fissuratusの一タイプにつけられた名前です.子供の頃に教わったのは,菱形のイボの両側にくっきり溝が刻まれアレオレの綿毛がイボの先端まで来ているのが亀甲牡丹で,楕円形でふっくらしたイボの表面には溝はなくアレオレの綿毛がイボの中間までしか達していないのが連山でした.この説明は当時でも苦しく,いくらでも中間型がありそれらをあたかも種間交雑種のように亀甲連山とか言ってました.
 A. fissuratusたちには花の変化はほとんどありません.若干濃い,薄いはありますが,花・玉たちのようなバリエーションはありませんね.
連山2020
 これは昔見ていた連山の印象に最も近いもの,実に地味なタイプです.
連山③2020
 連山でも大イボ化が追及されかなりの大イボタイプが作出されています.今はよほど大イボでないと見向きもされないと聞きました.これはウチにいる中では大イボな個体です.
連山①2020
 下の写真は,数年前にカイガラにやられて成長点が止まり,仔を吹いて来てものです.ようやくそれぞれの分枝に花が着くようになりました.3つの分枝が親を覆うまではまだしばらく時間がかかりそうです.
連山②2020
 時間が経つとそれなりに個性も出て来て,愛着も湧きます.牡丹の愛し方は,時流に流されないことが大切なようです.

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さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
サボテン少年でした.

2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.

第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.

残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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