3 o’clockのリトープス
リトープスたちに頂部に蕾が見え始めると秋もいよいよ本番,当地では紅葉の季節とほぼ一致しています.秋に移植してしばらくすると水を吸ってぐっと膨れてくるのですが,それと前後して頂部が割れて中から苞葉に包まれた蕾が見えて来ます.だんだんと気温が下がる時期ですからその発達は思いの外ゆっくりです.蕾の中から少し花弁がのぞき始めていよいよ咲くかなと思っても大概その日は咲きません.

秋晴れの日,白い(または黄色い)花弁が伸びても昼頃までは動きが鈍く,午後2時頃になってようやく少し花弁が開きかけます.

こうなるとそばでじっと見ていてだんだん開く様子が分かるくらい動きは早く3時前にはすっかり開きます.

でも夕方日が暮れて気温が下がるとまた閉じてしまします.開閉を3日ほど繰り返して,花弁が閉じることなくヨレて花は終わりです.
彼らはどうやって午後の時間を計っているのでしょうか.英語でfour-o'clockと呼ばれるオシロイバナなどが午後先の花として有名ですし,サボテンでは月下美人など夜咲きのものが結構あります.詳細は種によって異なりますが,概ね暗期の開始時間を起点に体内時計で時間を計っているようです.この時計を狂わすにはある程度の時間が必要で,植物園などで昼間に月下美人を咲かせて展示していますが,これには10日程度の昼夜逆転を経験させているようです.
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秋晴れの日,白い(または黄色い)花弁が伸びても昼頃までは動きが鈍く,午後2時頃になってようやく少し花弁が開きかけます.

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