早まってはいけない
以前にニコリーの頂部を抉ったらなかなか仔が吹かないってことを記事にしました。ようやく分枝が伸びてきた場所はもう地際でどうしようもない場所でした.このままではいけないなと接木することにしたのですが,適当な太い台がなく,仕方なしに前年に接木に失敗して伸びてきていた新袖ヶ浦の長い枝を切って,揚げ接ぎをしました.接いで間も無く,穂木が白くなってしまい,あーこれはダメだわと放置していました.最近になりゴミ整理をしようかと古くて使わない袖などを次々とゴミ箱に放り込んでいたところ,かのニコリーくんの顔がしっかりとしたブルーになっているではありませんか.それが下の写真です.急いでちゃんとした鉢に植え替えてやり,ザブザブと水もやりました.長いことハウスの片隅でおこぼれ程度の水しかもらってなかったのですが,間も無くしっかりと吸水し始めました.

教訓,接木が失敗したと早まってはいけないってことです.
4年かけて漸く仔を吹き,それが2年後には取り去られ,すっかり気を悪くした元株はまたこの晩夏に植え替えられて,憮然としているかのようです.

命が繋がったのだからもう親株は処分しても良いかとも思いましたが,なにぶん元気にパンパンに張っていることだし,また気が向いたら仔を拭いてくれよなと取り敢えず栽培棚に置いています.
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教訓,接木が失敗したと早まってはいけないってことです.
4年かけて漸く仔を吹き,それが2年後には取り去られ,すっかり気を悪くした元株はまたこの晩夏に植え替えられて,憮然としているかのようです.

命が繋がったのだからもう親株は処分しても良いかとも思いましたが,なにぶん元気にパンパンに張っていることだし,また気が向いたら仔を拭いてくれよなと取り敢えず栽培棚に置いています.
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