ヨトウは頭隠して尻隠さず
秋口になるとサボテンの若い部分が大きくかじられる被害がしばしば出ます.周囲に深緑の小さく丸い糞があるかどうかで犯人がわかります.今年も幾本かのキリン接ぎの穂木がやられました.犯人は相当なグルメで若い部分を好んで食害します.犯人はヨトウ,といっても与党ではありません,夜盗です.

ヨトウムシと言われる厄介なイモムシは、ヨトウガおよびハスモンヨトウという蛾の幼虫です.年2回ほど発生するのですが,2回目の9月から11月かけて発生する幼虫がなかなか厄介なのです.特にハスモンヨトウは,売られている農薬(殺虫剤)に抵抗性があり,最終兵器であるテデトール(手で取る)以外有効な手立てはありません.しかし,名前の通り夜に徘徊するのでなかなか見つかりません.大きな食害にあってもどこ探しても何処にも居ない!って感じです.実は株元の土の中にいることが多いのですが,そうわかっていても見つかりません.
ただし,だんだん齢が進むとさらに大胆になるというか怠惰になるというか,土に戻らなくなります.ただここが彼れらの愚かなところで,頭隠して尻隠さず,頭だけどこかに突っ込んでのうのうと寝ています.これが次の写真,ヘキランの花がらに頭だけ突っ込んで寝ていました.

彼らはグルメが故にサボテンの場合食い尽くすことはなく,ある程度のサイズのサボテンの場合は,下の写真のように成長点付近の柔らかいとこだけを齧って,堅いところは食い残します.また分枝して来るであろうから処分せずに置いていますが,齧られていなければ今頃はピンポン玉ぐらいになってた筈,残念です.

サボテンのハウスの中でヨトウガが世代交代をしているとは思えません。周りから若齢虫が入ってくる,または雑草に卵が産み付けられるのではないかと思います.何れにせよ厄介なことです.
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ヨトウムシと言われる厄介なイモムシは、ヨトウガおよびハスモンヨトウという蛾の幼虫です.年2回ほど発生するのですが,2回目の9月から11月かけて発生する幼虫がなかなか厄介なのです.特にハスモンヨトウは,売られている農薬(殺虫剤)に抵抗性があり,最終兵器であるテデトール(手で取る)以外有効な手立てはありません.しかし,名前の通り夜に徘徊するのでなかなか見つかりません.大きな食害にあってもどこ探しても何処にも居ない!って感じです.実は株元の土の中にいることが多いのですが,そうわかっていても見つかりません.
ただし,だんだん齢が進むとさらに大胆になるというか怠惰になるというか,土に戻らなくなります.ただここが彼れらの愚かなところで,頭隠して尻隠さず,頭だけどこかに突っ込んでのうのうと寝ています.これが次の写真,ヘキランの花がらに頭だけ突っ込んで寝ていました.

彼らはグルメが故にサボテンの場合食い尽くすことはなく,ある程度のサイズのサボテンの場合は,下の写真のように成長点付近の柔らかいとこだけを齧って,堅いところは食い残します.また分枝して来るであろうから処分せずに置いていますが,齧られていなければ今頃はピンポン玉ぐらいになってた筈,残念です.

サボテンのハウスの中でヨトウガが世代交代をしているとは思えません。周りから若齢虫が入ってくる,または雑草に卵が産み付けられるのではないかと思います.何れにせよ厄介なことです.
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