久しぶりの玉翁殿
この株は随分前から居るのですが,全体を写真に収めて載せるのは7年ぶりのことのようです.その時から見比べると倍ぐらいの大きさになっています.玉翁(Mammillaria hahniana)は昔からあるサボテンですが,メキシコの故郷での生息地は限られているとされます.しばしば学名に M. hahniana f. lanataとあるのは、lanataすなわち羊毛のような形態を持つという意味で長毛タイプであるを示しています.でも玉翁殿は人が選抜した園芸品種ですよね,だとするとこれが正しい学名表示かどうかは疑問です.

花の様子を見ていて,どうも花輪のサイズが小さいなと,これは調子が悪くて成長できていない証拠なのでしょうか.自然多頭化して群生するマミラリアでは,ガタイの周囲に仔を吹き始めると主頭の成長が止まり最終的には分枝と主頭は同じようなサイズになってしまうのです.ですからこの株でも主頭の成長が緩やかになっているかもしれません.

世の中には素晴らしい長毛タイプの玉翁殿の大株が見られますが,どなたかちゃんと継続して実生,選抜をされているのかちょっと心配です.
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花の様子を見ていて,どうも花輪のサイズが小さいなと,これは調子が悪くて成長できていない証拠なのでしょうか.自然多頭化して群生するマミラリアでは,ガタイの周囲に仔を吹き始めると主頭の成長が止まり最終的には分枝と主頭は同じようなサイズになってしまうのです.ですからこの株でも主頭の成長が緩やかになっているかもしれません.

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