キリンウチワ接を導入
去年からキリンウチワ接ぎを取り入れています.これまでは春から梅雨まで袖ヶ浦台を中心に接木すれば,その年の接木作業は終了でした.袖の接木適期が終わった後,暑い季節にはキリンウチワが良さそうということで,このコンビネーションを採用することにしました.

でもウイルス感染の問題が払拭できないキリンウチワのこと,実生系の確立がなかなか実現せず,昨年は業を煮やして茎頂培養を行い母株を育成しました.そこから台木を養成し,今年は初めてまとまった株数を接げる状態になりました.と言ってもボクのところは趣味家の規模ですから,一回10本,週30本.それ以上ペースを上げると管理できなくなります.

実生苗を乗っけた後の管理については,動かさないようにして湿度さえ保てば,特に問題はなさそうです.接いだ後は古のプラケースを2つ重ねて,明るい所で数日養生します.色々試しましたが,これ以上の下手な細工は不要でした.なおこの養生期間,暗い部屋の中に置くのはNG,暗い所はすごいストレスになる様で,直ぐに葉の黄化が始まります.

ボクが思うこれから課題は,まず最適葉枚数を確定すること.背丈があり葉のたくさん着いた台が本当に良いのでしょうか.地味な試験をやってみたい.次に腋芽を取り除くのが面倒なのでなんとかしたい.これは誰しも思うこと.ちょっと秘策があり,これをこの夏に確認したい.そして冬場の管理,加温してまで葉を維持しなければならないのか,などでしょうか.
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でもウイルス感染の問題が払拭できないキリンウチワのこと,実生系の確立がなかなか実現せず,昨年は業を煮やして茎頂培養を行い母株を育成しました.そこから台木を養成し,今年は初めてまとまった株数を接げる状態になりました.と言ってもボクのところは趣味家の規模ですから,一回10本,週30本.それ以上ペースを上げると管理できなくなります.

実生苗を乗っけた後の管理については,動かさないようにして湿度さえ保てば,特に問題はなさそうです.接いだ後は古のプラケースを2つ重ねて,明るい所で数日養生します.色々試しましたが,これ以上の下手な細工は不要でした.なおこの養生期間,暗い部屋の中に置くのはNG,暗い所はすごいストレスになる様で,直ぐに葉の黄化が始まります.

ボクが思うこれから課題は,まず最適葉枚数を確定すること.背丈があり葉のたくさん着いた台が本当に良いのでしょうか.地味な試験をやってみたい.次に腋芽を取り除くのが面倒なのでなんとかしたい.これは誰しも思うこと.ちょっと秘策があり,これをこの夏に確認したい.そして冬場の管理,加温してまで葉を維持しなければならないのか,などでしょうか.
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