花と夢
初夏のある晩,花袖と夢袖が同時に咲きました.もうそろそろかなと思い2晩待ちました.どうも花が開くシグナルは夜明けを起点に時間を計っているようで,日の長い今頃は夕方6時ごろから開き始めますが,晩夏の花では遅くなってから開きます.それぞれ生まれた経緯は異なりますが,Harisia属の交配種である点では同じです.右が花袖,左が夢袖です.夢袖は濃い花色を持ちとても魅力的な花ですが,花袖よりやや径が小さい,正確にいえば花筒が大きく開き切らないようです.

それぞれ花を付ける場所は様々,茎の先端が多いのですが,時には随分と基部からも花芽が出ます.どういう具合で花芽が形成されるアレオレが決定されているのか不明です.

心なしか株の下の方についた3花の方が大きく咲いています.

この写真の花袖は,実は2代目.プシスの花粉をかけて得た種子由来です.種子は採れますが、1果実内に形成される種子の数は,袖などに比べると随分と少ないようです.

さらにこの株から同様にして得た種子由来の3代目も今年開花していますが,同じ花型花色で安定しています.どうやら袖と同様,種子形成の仕組みは,アポミクシスのようです.実はまだ自分で夢袖の方は種子を採って蒔いたことがなかったので,今年はプシスの花粉を載せて見ました.
ふた株を並べ初夏の夜,ひと時静かに観賞しました.

彼らは典型的な一夜花,翌朝には萎んでしまいます.またしばらくしたら咲いてくれるかな.
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それぞれ花を付ける場所は様々,茎の先端が多いのですが,時には随分と基部からも花芽が出ます.どういう具合で花芽が形成されるアレオレが決定されているのか不明です.

心なしか株の下の方についた3花の方が大きく咲いています.

この写真の花袖は,実は2代目.プシスの花粉をかけて得た種子由来です.種子は採れますが、1果実内に形成される種子の数は,袖などに比べると随分と少ないようです.

さらにこの株から同様にして得た種子由来の3代目も今年開花していますが,同じ花型花色で安定しています.どうやら袖と同様,種子形成の仕組みは,アポミクシスのようです.実はまだ自分で夢袖の方は種子を採って蒔いたことがなかったので,今年はプシスの花粉を載せて見ました.
ふた株を並べ初夏の夜,ひと時静かに観賞しました.

彼らは典型的な一夜花,翌朝には萎んでしまいます.またしばらくしたら咲いてくれるかな.
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