黄花と白花のエブルネウム
エブルネウム(Pachypodium eburneum)は,基本は殆ど白に近い薄いクリームの花を咲かせます.自生地はマダガスカル中央高地のごく狭い範囲とされていて,ブレビカウレやデンシフローラムと重なっています.葉の先端の尖は少なく倒卵型,表面に毛が生えているのでやや白く見えます.幹の肌は白とベージュがパッチワークのようにモザイク模様になっている株が多いようです.下のものはそんなタイプです.


ところがウチには下の写真のような黄花を咲かせる個体が2株います.花の様子は全くエブレネウム型ですが,明らかな黄色花です.一方,葉の様子はエブレネウムとブレビカウレの中間とも言える感じです.実生もまた黄花となります.実はこの2株は,信州の同じ園から別々の時期に購入したものです.マダガスカルの仕入先はそれぞれの会社により異なり,現地の対応する人が入る山が違うのだと思うのです.これまでエブレネウムの黄色花個体群があるという報告はありません.ただそんなに遠く離れていない地域にP. enigmaticumという黄色い花を咲かせる種が記載されています.面白いなーと思い今年も種取りをしています.


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ところがウチには下の写真のような黄花を咲かせる個体が2株います.花の様子は全くエブレネウム型ですが,明らかな黄色花です.一方,葉の様子はエブレネウムとブレビカウレの中間とも言える感じです.実生もまた黄花となります.実はこの2株は,信州の同じ園から別々の時期に購入したものです.マダガスカルの仕入先はそれぞれの会社により異なり,現地の対応する人が入る山が違うのだと思うのです.これまでエブレネウムの黄色花個体群があるという報告はありません.ただそんなに遠く離れていない地域にP. enigmaticumという黄色い花を咲かせる種が記載されています.面白いなーと思い今年も種取りをしています.


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