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2度目のメヒコ(3)黄花のエキノフォスロカクタス

 サンルイスポトシ付近、開けた場所でこの黄花のエキノフォスロカクタスをよく見かけました.これはStenocacutus (Echinofossulocactus) tricuspindatus 鶴鳳竜なのかなと思いますが,E. tricuspindatusは,今ではE. phyllacanthusのシノニムとされ,大括りされています.この大括り化はこれで良いのかなーと思ってしまいますが,昨日書いた様にエキノフォスロカクタスの分類は難しいのです.
 ご覧の通り,あまり形態的変異は認められません.以後別の場所でもたくさん見かけましたが,姿形はどれも良く似ています.種として独立している様に思えました.
メヒコその3①
メヒコその3②
メヒコその3③
 それはともかく,彼らはいつも低木の根っこにいて,これは前回のメキシコ記事にに書いた通りです.居心地が良いのでしょうね.
 周りではむっちりと可愛いFeroocactus macrodiscus(赤城)の小苗があり,Ferocactus latispinus(日の出丸)やEchinocactus horizonthalonius(太平丸)も見られました.
メヒコその3④
メヒコその3⑤
 下の写真にあるような大株のマミラリアもありましたが,この種は不明です.
ヒコその3⑥

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コメント

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No title

メヒコ紀行始まりましたね。
今まで現地球というと貫禄は有るが肌が汚れているイメージを持ってましたが(私だけかも)肌がきれいで刺が立派なので驚いています。
エキノフォスロというマイナーな品種が取り上げられているのも興味深いです。姿形の多様性がサボテンの魅力の一つだと思いますからね。

ペレズの記事とともに楽しませていただきました。
栽培下では大きくなると気難しい日の出丸ですが、どうして自生地ではこう元気なのでしょう。こんなに草と共存しているなら、いっそ花壇に植えてしまおうかとも思ってしまいます。

それはそうと、日の出丸の1枚前の写真、中刺が上に向いているので竜剣ではないでしょうか?私は分布域には詳しくないのでもしかしたら違うかもしれませんが…(--;)

No title

仙水さん,いつもありがとう。
見に行く時期によって、印象は大きき変わると思います。前回は乾季、今回は雨が降り始めた季節。全体として綺麗なサボテンがたくさん見れまして。

No title

いっちゃんさん、ご訪問ありがとうございます。
日の出丸、ボクも苦戦してます。小苗の時元気に育つのに10cmぐらいからしばしば拗れてしまいます。このたびでは、とても美しい日の出丸を沢山見ました。ほんと何がいけないのでしょうね。

4枚目の写真、鋭いですね。ボクもああエチノフォッスロだ!と思ったら、ガイドがフェロのマクロディスクスだと言うのです。うーむそうかなあーと思いました。翌日竜剣の自生地で大株を見ましたが、これもまた先のサボテンとは違うものに見えました。とりあえず、ここでは結論はペンディングです。
プロフィール

さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
サボテン少年でした.

2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.

第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.

残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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