2度目のメヒコ(2)ペレズデラロサエの故郷
M. perezdelarosaeは,もっとも美しくかつ魅力的なマミラリアの一つです.5年前にメキシコを訪れた際にグアダラハラ大学のサボテン学の温室でこのペレズを見て,ぜひ自生地を見てみたいものだと思いました.アグアスカリエンテスのとある丘が故郷でした.今回の訪問は9月末,すでに強い雨が一度来た後なので,周りの風景は緑に彩られています.こんなところにサボテンがいるの?と疑いたくなるくらいです.

しかし斜面を登り始めると全体として瓦礫混じりの表土の薄そうな土地.そこかしこに突き出す岩の北斜面に目指すペレズ君はいました.せいぜい親指サイズのこの小さなサボテンを岩肌に発見し,思わず覗き込んでしまいました.一つ見つかると周りにはいくつもの株がいることがわかります.この生息具合から見ると過湿は禁物であることが,一方北斜面のみに生えていることからは決して強光線が必須ではないことが伺えます.





一方栽培下でのペレズ君は如何にも好条件の下でヌクヌクと色白に育っているんだなということがわかります.自然条件下ではこの様な大きな群生株には決してなりません.

このペレズ君が居た付近には,Echinofossulocactus (エキノフォスロカクタス)(Stenocacutus(ステノカクタス)) sp. がたくさん居ました.刺の強弱には相当の差がありますね.刺色も違うし.


この後たくさんのエキノフォスロカクタスを見ることになりますが,これほど種の分類が難しい属もないのかもしれません.何しろ小さな時と大きな時の風貌が相当異なるのと,種内変異が相当あるからです.さらにこの仲間はどこにでも生えているというややこしさです.
さらに付近では赤い実をつけたマミラリアがありましたが,これの種名は不明です.

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しかし斜面を登り始めると全体として瓦礫混じりの表土の薄そうな土地.そこかしこに突き出す岩の北斜面に目指すペレズ君はいました.せいぜい親指サイズのこの小さなサボテンを岩肌に発見し,思わず覗き込んでしまいました.一つ見つかると周りにはいくつもの株がいることがわかります.この生息具合から見ると過湿は禁物であることが,一方北斜面のみに生えていることからは決して強光線が必須ではないことが伺えます.





一方栽培下でのペレズ君は如何にも好条件の下でヌクヌクと色白に育っているんだなということがわかります.自然条件下ではこの様な大きな群生株には決してなりません.

このペレズ君が居た付近には,Echinofossulocactus (エキノフォスロカクタス)(Stenocacutus(ステノカクタス)) sp. がたくさん居ました.刺の強弱には相当の差がありますね.刺色も違うし.


この後たくさんのエキノフォスロカクタスを見ることになりますが,これほど種の分類が難しい属もないのかもしれません.何しろ小さな時と大きな時の風貌が相当異なるのと,種内変異が相当あるからです.さらにこの仲間はどこにでも生えているというややこしさです.
さらに付近では赤い実をつけたマミラリアがありましたが,これの種名は不明です.

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