カプトメデューサの茎肥大
以前に接木したカプトメデューサの茎の肥大の様相を記事にしましたが,今回はその続編です.袖に接いだものは接木され時間が経った株の茎肥大は,カプトメデューサの茎の株が肥大するというより,袖の茎の方が肥大していっているように見えました.一方,キリンウチワ接ぎの場合,キリンの茎は太ることなく,カプトメデューサ側の下部だけがどんどん肥大します.これは一体何が違うのでしょうか.
カプトメデューサの実生をキリンに接いでまもなく,子葉節の表皮が縦に裂けました.あー成長が追いつかず身割れしたと思ったのですが,どうやら違うのです.反対側にも同じような割れ目ができ、あたかも旧い皮を脱ぎ捨て肥大化しているようです.

この表皮が破れてその下が肥大してく様子は大きくなったキリン台のカプトメデューサにも観察されます.なんだか昆虫の様でもあり,また松の木など樹木の茎肥大のようでもあります.

さらにこの肥大部は下方へ伸びていくように発達しています.

昨日記事にしたイボ接のカプトメデューサでは,やはり穂となったカプトメデューサの基部が肥大して行ってますが,台木の組織の肥大は見られません.

こうしてみると肥大部位は必ずしも下胚軸に限定されるものではないようですが,袖とその他の接ぎ木での違いがどこで生まれるのか興味深いことです.
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カプトメデューサの実生をキリンに接いでまもなく,子葉節の表皮が縦に裂けました.あー成長が追いつかず身割れしたと思ったのですが,どうやら違うのです.反対側にも同じような割れ目ができ、あたかも旧い皮を脱ぎ捨て肥大化しているようです.

この表皮が破れてその下が肥大してく様子は大きくなったキリン台のカプトメデューサにも観察されます.なんだか昆虫の様でもあり,また松の木など樹木の茎肥大のようでもあります.

さらにこの肥大部は下方へ伸びていくように発達しています.

昨日記事にしたイボ接のカプトメデューサでは,やはり穂となったカプトメデューサの基部が肥大して行ってますが,台木の組織の肥大は見られません.

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