姫春星の黄色い分枝
なんの変哲も無い姫春星です.もう長いことウチにいます.決して良系とは言えませんが,毎年かわいい花を咲かせて楽しませてくれます.

問題はこれです.はじめ分枝の一つが腐りかけたのかと思っていました.でもどうやらそうではなく,だんだん大きくなっているのです.斑入りが出現したのでしょうか.母体が大きいので,光合成できなくても栄養が供給さているようです.外しても接ぎ木で維持する以外に手はありませんので,このままにしておくことにしました.

斑入りは葉緑体の形成が阻害される突然変異です.葉緑体は植物の祖先が,光合成を行う細菌を体内に取り込み消化するのでなく,共生する道を選んだ結果,緑色植物として進化したとされています.ですから葉緑体は今でも独自のDNAを持っており,同時に宿主の方も葉緑体を制御するDNAを持っています.この両方の遺伝情報の共同作業で葉緑体が形成されるため,そこにはどうやら相性があるようです.異種間交雑の後代でしばしば斑入りが生まれるのはこの為です.
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斑入りは葉緑体の形成が阻害される突然変異です.葉緑体は植物の祖先が,光合成を行う細菌を体内に取り込み消化するのでなく,共生する道を選んだ結果,緑色植物として進化したとされています.ですから葉緑体は今でも独自のDNAを持っており,同時に宿主の方も葉緑体を制御するDNAを持っています.この両方の遺伝情報の共同作業で葉緑体が形成されるため,そこにはどうやら相性があるようです.異種間交雑の後代でしばしば斑入りが生まれるのはこの為です.
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