赤花白刺カルメナエも花の季節
毎年寒の入りぐらいから花を咲かせて来ます.蕾が上がって来たなと思ったら低い温度に負けることなくぐっと蕾は膨らみ,冬の太陽に敏感に反応して開花します.彼らの開花時期は一体に何によって制御されているのかと不思議に思います.

実はこの赤花白刺カルメナエというものは,雑種ではないかと疑っています.いわゆるカルメナエと呼ばれる種は特徴的な刺の形態を持ち,そこにはかなり広いバリエーション(変異)があることを記事にしました.それらカルメナエと呼ばれるもの達の形態的特徴から見ると,この赤花を咲かせる白刺カルメナエの刺の形態は,その変化の範囲を超えている,つまり他種との交配を匂わせるものです.一方で,カルメナエらしい刺の形態を有しかつ白刺白花のサボテンがちゃんと存在することも事実です.さらにこの赤花の白刺カルメナエは実生で繁殖されたものが流通していることから,一定園芸品種として成立していることも確かなようです.真実はわかりませんが,この赤花白刺カルメナエというサボテンは,白花白刺カルメナエとラウイの交配種あたりなのかもしれません.赤花明星が明星とこの赤花白刺カルメナエとの交配種であるように,近縁種は後代も稔性を持ち種子繁殖できるので,だんだんと元の種が分からなくなります.このためにも交配種は交配種と分かる名前(愛称)を付けて世に出さなければなりません.

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実はこの赤花白刺カルメナエというものは,雑種ではないかと疑っています.いわゆるカルメナエと呼ばれる種は特徴的な刺の形態を持ち,そこにはかなり広いバリエーション(変異)があることを記事にしました.それらカルメナエと呼ばれるもの達の形態的特徴から見ると,この赤花を咲かせる白刺カルメナエの刺の形態は,その変化の範囲を超えている,つまり他種との交配を匂わせるものです.一方で,カルメナエらしい刺の形態を有しかつ白刺白花のサボテンがちゃんと存在することも事実です.さらにこの赤花の白刺カルメナエは実生で繁殖されたものが流通していることから,一定園芸品種として成立していることも確かなようです.真実はわかりませんが,この赤花白刺カルメナエというサボテンは,白花白刺カルメナエとラウイの交配種あたりなのかもしれません.赤花明星が明星とこの赤花白刺カルメナエとの交配種であるように,近縁種は後代も稔性を持ち種子繁殖できるので,だんだんと元の種が分からなくなります.このためにも交配種は交配種と分かる名前(愛称)を付けて世に出さなければなりません.

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