貴重な古いカタログ

 ここに示したのは横浜植木株式会社が,大正6年に発行したサボテンと多肉植物のカタログです.このカタログには2枚の色付き図版が載っています.とても綺麗なので,紹介しておきたいと思いました.
横浜植木①
 挿絵の1枚目はCereus hankeanus(ハンケ柱)とEchinocactus texesis(テクサス玉)と表記されています.このハンケアナスは,近年稜線が渦巻きながら成長するタイプが売られています.テクサス玉は今で言う綾波ですね.綾波の美しい花弁が美しく描かれています.
横浜植木④
横浜植木⑤
 挿絵の2枚目はEchinocereus Salm–Dyekionus(公爵蝦)とPhyllocactus Ackermannii(アッケルマン孔雀)との表記が見られます.このエビサボは,今でも公爵エビとして流通しています.また孔雀サボテンの方は,Disocactus ackermanniiでしょうか。
横浜植木②
横浜植木③
 カタログ自体は300種以上のサボタニが掲載されていて,それぞれ値段がついています.ちなみにランポー玉が1〜5円.大正中期の小学校の先生の初任給が50円ほどなので,やはり相当な値段と言えます.こんな時にサボテンをたくさん持ってた人ってさぞかし,お金に余裕がある相当な植中毒だったんでしょうね.でも,タイムトンネルがあるなら,この時代のサボテン温室を見てみたいものです.

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Re: いい絵ですね

ガッテンさん、

ありがとうございます。
ボタニカルアートのサボテンもまたよいものですよね。

さぼちゃんだいすき

> さぼちゃんだいすき 様
>
> かつて私が描いた絵を褒めていただきありがとうございました。
>
> 今回は貴重な図版を目にすることができ感激しています。
> (綾波の花は伊藤若沖のシャモを彷彿させますね)
> サボテンに関する豊富な知識と考察力は勉強になります。
プロフィール

さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

本格的再開をめざして,あれこれ勉強中.

残された時間でどうサボテンと向き合うか思案中.

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