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渋さへの傾斜

 ずいぶん昔のことです.正見さんの温室に遊びに行っていた時のこと,さぼちゃんを始めたばかりのおじさんが花盛丸らしきさぼちゃんをたいそう愛おしそうに持ち込んで,栽培方法等尋ねていました.子供のボクは,あきれ顔でそれを見ていたのを思い出します.生意気なガキでした.たいていの人は,最初はどんなさぼちゃんにも興味があり,だんだんと特徴が分かるようになるとある特定のグループのさぼちゃんに傾倒,そして最後には渋いものに向かうようです.サボテン少年が高校生になり花籠の輸入物を買ったとき,正見さんの奥様に「まあ,あんたもこんなのがよくなったかねー」と感心されました.写真は黒刺鳳頭,惚れ惚れする渋さです.

黒刺鳳頭

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コメント

Secret

No title

こんばんは

文章を読んでいて一瞬、自分のことかと…
やはり皆さんもそのような傾向なんですね
しかしまさか自分がこんなにも太平丸一辺倒に傾倒するとは思ってもみませんでしたwww

No title

Natsuさん,いつもありがとう.
ボクも太平丸,大好きです.
でもあれこれ手元に置いてみるとすべてに境目がなく,花王だ翠平だ雷帝だと名札を立てて見ても,意味ないなーと思ってしまいます.
これからは,理想のタイプを目指して,交配してみようと思ってます.

No title

私も中学からサボテンを始め、短毛丸、花盛丸等のエキノプシスやマミの松霞等を育てて、サボテンを知り尽くしたような顔をしている人を馬鹿にした傲慢さがあり反省です。
やっぱり長くやると渋いのに向かいますね。

No title

烏丸さん,いつもありがとう.
渋さへの傾向は,なにもサボちゃん趣味に限らず,ランの趣味家でも,球根趣味家でも,花木趣味家でも見られる現象なのです.不思議だなあーと思い,かつ「渋い」ってなんだろうって,思考のらせん階段はぐるぐる廻ります.

No title

殿方は皆さん渋いのがよろしいようで
価値がわからない主婦は
凛とした花盛丸やプシスの花を見るとついつい買ってしまいます(*^。^*)

No title

Patoさん、いつもありがとう。
その昔,サボテンと食虫植物はガキの趣味っていわれていました.いいんです!ムムッと感じて手元に置きたくなる,この気持ちが大切なんです。その感じ方も人それぞれ。いつまでもガキのようにワクワクしていたいものです。
プロフィール

さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
サボテン少年でした.

2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.

第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.

残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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