遂に捉えた犯人
昨年牡丹類が頭から腐ることが話題になっていると以前の記事で書きました.またわが家でも亀甲系突然白い液を頭から出してその後腐るがという現象を見てきました.花ガラが腐るって言う話にはどうしても納得が生きませんでした.それではどうして最近になって問題になったのか説明が付きません.きっと何かの蛾の仲間の幼虫,おそらくヨトウムシの仲間の食害が原因だろうと思っていました.でもなかなかサボテンが腐ってからムシを探しても見つからないのです.先日とうとう正体を見つけました.写真の2枚目(嫌いな方はゴメンなさい)に拡大しました.オオタバコガです.近年施設園芸で問題になっている難防除害虫です.花が大好きな奴です.多くの薬剤に抵抗性を示し,かつ植物の中に潜むのでなかなか外から薬を掛けても効きません.成虫が産卵して数日で卵は羽化,約2週間で急速に大きくなり土に潜って蛹に,2週間でふ化.世代交替は約1ヶ月です.
3枚目,4枚目は被害の様相です.どうやら花に産卵され,花から疣が食害され,そこから腐るようです.このため頭から腐るという現象になると考えられます.上部の疣が変色して始めて被害に気付くので4枚目のようにもう手遅れ.今年は6株もやられてしまいました.ときどきマミラリアもやられているようですが,全容は掴めていません.夏から秋に掛けて密度が増加して被害が目立つようになるそうなので,牡丹は格好の餌食になるようです.4mm目のネットを張ってハウス内への侵入を防ぐのがもっとも効果的な防除とされます.




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3枚目,4枚目は被害の様相です.どうやら花に産卵され,花から疣が食害され,そこから腐るようです.このため頭から腐るという現象になると考えられます.上部の疣が変色して始めて被害に気付くので4枚目のようにもう手遅れ.今年は6株もやられてしまいました.ときどきマミラリアもやられているようですが,全容は掴めていません.夏から秋に掛けて密度が増加して被害が目立つようになるそうなので,牡丹は格好の餌食になるようです.4mm目のネットを張ってハウス内への侵入を防ぐのがもっとも効果的な防除とされます.




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