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ゴジラの接ぎ降ろし

 龍神接ぎの苗を求めて2年余,15cm近くなったので外してやることにしました.昨年の花どきは,まだ台木に乗っかってこんな風でした(1枚目の写真).今までゴジラくんは皆,短い台木を付けて降ろして来ました.今回は,2枚目の写真のように思い切って台木をえぐってみました.芯はなかなか堅くて取り除けませんでしたが,龍神木の肉はすべて取りました.切り離して1週間,切り口がある程度乾いたところで挿し床へ.気温がだんだん下がる時期で,発根は遅れていますが,切り口のカルスから多少とも吸水出来ているようで顔色が改善.10月も半ばになって花を咲かせてきました.そんなに頑張らなくても良いのにと思ってしまいます.来年はぐっと生長してくれることを期待してます.

昨年の今頃
ゴジ1W後
ゴジラ接ぎ降花


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コメント

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No title

台木が袖ヶ浦でも降ろそうとすると芯だけは残りますね
ドリルのようなもので芯を削ろうとしたことがありますが残していても大丈夫なものですか?
穂木が大きくなると降ろしたくもなりますね

No title

エイジさん、いつもありがとう。
問題は、どこから根が出るか、だと思われます。昔、三角柱全盛時代、三角柱の肉を削って髄だけにする髄下しが良く行われました。しかし、三角柱の食い込んだ組織から、三角柱の根が出ることが多かったようです。牡丹類の場合、台木を残して下すと根は丈夫で良いのですが、牡丹類独特の地下部が肥大するという成長パターンにはなりません。どういう具合か、地下部が膨れると地上部は落ち着き、地下部が膨れない(膨れることができない)と地上部が膨れ、いかにも接ぎ木して育成しました!という草姿からなかなか抜け出せないようです。牡丹類は発根が良い方なので、できれば下しは下駄ばきではなく、実根に誘導するのが良いのではないかと思っています。
プロフィール

さぼちゃんだいすき

Author:さぼちゃんだいすき
サボテン少年でした.

2010年,30年数年ぶりにサボテンに復帰.

2020年末,長年の夢だった栽培場を開設.

第二の人生は,サボテン中心に生きることを決意.

残された時間は,心からサボテンを楽しむ事にした.

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