衆芳画譜花卉第四にみるウチワサボテン
衆芳画譜は、高松藩5代藩主松平頼恭の命で編纂された博物図譜の1つです.1700年代後半に編纂されたと考えられていますが,確実なことは分かっていません.この衆芳画譜第四には当時わが国で見ることのできた観賞植物が208枚の図にまとめられています.この中にサンホテイとサボテンノハナと題された2枚の図があります.恐らく大型宝剣のようなものではないかと思われます.なおこの図の原図では,中央の花は輪郭を切り取った別の紙が折り紙のように貼付けられています.ちなみにこの図譜の編纂には讃岐の博物学者平賀源内が参画しており,かれの「物類品隲」では仙人掌に加えサンホテイ,タウナス,イロヘロ、サチラサッポウなどの呼称が紹介されています.

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